背中が痛いのに、なぜか息苦しい――。
こんな症状が同時に出ると、
「これって大丈夫?」
「何か重い病気じゃない?」
と一気に不安になりますよね。
少し動いただけで背中がズキッとしたり、深く息が吸えなくなったりすると、原因がわからないまま悩んでしまいがちです。
実は、背中が痛い・息苦しい症状には、姿勢や筋肉の疲れのような身近な理由から、早めに相談したほうがいいケースまで、幅広いパターンがあります。
大切なのは、必要以上に怖がらず、でも軽く考えすぎないこと。
この記事では、「背中が痛い」「息苦しい」と感じたときに考えたい原因の整理のしかたや、注意したいサイン、受診の目安をやさしくまとめました。
今の不安を少しでも減らし、次に何をすればいいかが分かる内容になっています。
- 同時に出る理由を整理
- 痛む場所別の見え方
- 危険サインと受診目安
- 何科に行くかの考え方
- 自宅での初期対応を解説
背中が痛い・息苦しいときに考えたい主な原因と起こり方

背中の痛みと息苦しさが同時に起こると、「何か大きな病気では?」と不安になりますよね。
ただし、この2つの症状は姿勢や筋肉のこわばりなど、比較的身近な原因でも起こることがあります。
ここでは、背中が痛い・息苦しいと感じるときに多い原因を、場所や起こり方の違いからわかりやすく整理していきます。
背中が痛い・息苦しい症状が同時に出る理由をざっくり理解
- 呼吸で背中まわりの筋肉が動く → 痛みがあると呼吸が浅くなり息苦しく感じる
- 胸の中(肺まわり)の刺激 → 深呼吸で痛み+空気が入りにくい感じ
- 心臓・血管などの負担 → 背中側に違和感が出ることがあり、息苦し remembers to be safe, no断定
息を吸うとき、あばら骨が広がって、背中側の筋肉も一緒に働きます。
だから背中の筋肉がこわばっていると、息を吸うたびに引っぱられて痛い → 無意識に浅い呼吸になる → 息苦しい、という流れになりやすいです。
肺やその周りが刺激されると、深呼吸・咳などで痛みが出ることがあります。
その痛みが怖くて呼吸を浅くすると、今度は空気が足りない感じが強くなり、息苦しさも感じやすくなります。
| 起こり方 | ヒントになりやすい方向 |
|---|---|
| 深く吸うとズキッ | 胸の中の刺激が関係することがある |
| 押すと痛みが再現 | 筋肉の可能性が高め |
| 体勢でラクになりやすい | 姿勢・筋肉の影響が強いことがある |
体の中の大事な通り道(心臓や血管)に負担がかかると、胸の違和感が背中側に回り込んだり、息苦しさを感じたりすることがあります。これは“必ずそう”ではありませんが、見逃したくないタイプなので、次の注意サインは覚えておくと安心です。
- 突然の強い背中の痛み/胸の圧迫感
- 冷や汗・ふらつき・顔色が悪い
- 息苦しさが強く、会話や歩行がつらい
痛いと、体は自然に息を浅くします。すると「息が足りない気がする」→焦る→さらに浅くなる…というループで、息苦しさが強く感じられることがあります。ただし、不安だけで決めつけないことが大切です。息苦しさが強い・続く・悪化するなら、医療機関で相談してください。
- 押すと同じ痛みが出る?(筋肉っぽいヒント)
- 姿勢を変えると少しラク?(姿勢の影響ヒント)
- それでも息苦しさが強い・続く?(相談優先)
背中が痛い・息苦しいは、筋肉や姿勢の影響でも起こります。でも、急に強い痛み/息苦しさが続く・悪化する/冷や汗・ふらつきがあるときは、自己判断せず早めに医療機関で相談するのが安心です。
背中の真ん中が痛い・息苦しいと感じるときに多い原因

姿勢のくずれや長時間同じ姿勢が続いた場合
猫背や前かがみの姿勢が続くと、肩甲骨の内側や背骨沿いの筋肉が引っぱられ続けた状態になります。 この状態で呼吸をすると、固くなった筋肉が動かされ、痛み+息のしづらさを感じやすくなります。
| 気づきやすい点 | 特徴 |
|---|---|
| 長時間スマホ・PC | 背中が丸まりやすい |
| 姿勢を変えると楽 | 筋肉の負担が減る |
| 横になると軽くなる | 姿勢由来の可能性 |
呼吸に関わる筋肉がこわばっている場合
呼吸では、胸だけでなく背中側の筋肉も使われます。 咳が続いたあと・緊張が続いたあとなどでは、これらの筋肉が疲れて固まり、 呼吸のたびに痛みを感じ、息が入りにくくなることがあります。
- 背中の真ん中を押すと響くような痛み
- 深呼吸しようとすると途中で止めたくなる
- 温めると少し楽になる
- 軽く体を動かすと息が入りやすい
| 姿勢のくずれ | 姿勢変更で変化しやすい |
| 呼吸筋のこわばり | 呼吸そのものがつらい |
背中の真ん中が痛くて息苦しいときは、 ① 姿勢のくずれによる筋肉の負担 ② 呼吸に使う筋肉のこわばり が重なって起こることが多いです。 ただし、症状が強い・続く・悪化する場合は、早めに医療機関で相談することが安心です。
右側の背中が痛い・息苦しいときに考えやすい原因
体の右側に負担がかかりやすい生活習慣の影響
人は無意識に使いやすい側(右側)に負担を集めがちです。 右手でバッグを持つ・マウス操作・片側で子どもを抱っこ…みたいな積み重ねで、 右の肩〜背中の筋肉が固まり、呼吸のたびに引っぱられて「痛い+息が浅くなる」が起きやすくなります。
- バッグをいつも右で持つ
- PC作業で右手マウス+右肩が上がる
- 運転で右肩〜背中が固まる
- 抱っこ・買い物袋を右側だけで支える
| 起こり方 | ヒント |
|---|---|
| 押すと痛みが再現 | 筋肉の可能性が上がる |
| 体勢で変化する | 負担のかかり方が関係しやすい |
| 温めると楽になりやすい | こわばりタイプに多い |
右に偏るクセを「気づいたら戻す」だけでも変わります。 例:バッグを持ち替える/肩をストンと下げる/1時間に1回立って伸びる。
背中側に違和感として出やすい内側の不調
右側の背中の違和感は、筋肉だけでなく、体の内側の不調が「背中の変な感じ」として気づかれることがあります。 ここで大事なのは、病名を決めることではなく、“いつものコリ”と違うかを見分けることです。
- 押しても痛みがはっきり再現されない
- 動いても変化が少なく、じわっと続く
- 背中の痛みより息苦しさが目立つ
- 発熱・強いだるさなど、別の症状もある
| 見え方 | 生活習慣の負担 | 内側の不調の可能性 |
|---|---|---|
| 押したとき | 痛みが再現されやすい | 再現されにくいことがある |
| 姿勢で変化 | 変わりやすい | 変わりにくいことがある |
| 息苦しさ | 痛みのせいで浅くなる程度 | 息苦しさが主役になることも |
- 息苦しさが強い/続く/悪化する
- 痛みが突然強くなった、または初めての強さ
- 発熱・強いだるさ・冷や汗・ふらつきがある
- 休んでも楽にならない、夜も眠れない
左側の背中が痛い・息苦しいときに注意したいポイント
左側に違和感が集中しやすい理由
左側の背中が気になるときは、まず体の使い方のクセ(例:いつも同じ向きで寝る、肩が上がる、片側で抱える)で 左に負担が寄っていることがあります。 それに加えて、左は胸に近い違和感を意識しやすい側でもあるため、息苦しさがあると「左の背中が目立つ」と感じる人もいます。
- 寝る向きがいつも同じ(左を下にしがち)
- スマホを片手で持ち、もう片方の肩が上がる
- 寒さや緊張で肩がすくむ(左に力が入る)
- 呼吸が浅く、胸より背中側で力むクセ
| チェック | 当てはまりやすい意味 |
|---|---|
| 押すと同じ痛みが出る | 筋肉の影響が強め |
| 温めると楽 | こわばりタイプに多い |
| 姿勢を変えると軽くなる | 負担のかかり方が関係 |
左肩が上がっていたらストンと落とす、深呼吸は「頑張って吸う」よりゆっくり吐くから始めるのがコツです。
胸の近くの不快感と背中の痛みがつながるケース
息苦しさがあると、人は無意識に肩をすくめたり、呼吸を浅くしたりします。 すると、胸の近くの不快感と同時に、肩甲骨のまわりがガチガチになり、背中の痛みとして目立つことがあります。 また、胸の違和感があると「怖さ」で体が固まり、余計に息が入りにくくなることもあります。
- 胸の不快感があるときに、背中が強く張る
- 深呼吸をすると痛みや違和感が増える
- 背中を丸めると楽だが、息は浅いまま
- 背中だけよりも「胸〜背中の一帯」が重い
| 見え方 | 背中の負担が中心 | 胸の不快感も絡む |
|---|---|---|
| 痛い場所 | 点でわかりやすい | 胸〜背中に広く感じる |
| 押したとき | 再現しやすい | 再現しにくいことがある |
| 息苦しさ | 痛みで浅くなる程度 | 息苦しさが主役になりやすい |
- 息苦しさが強い/続く/悪化する
- 突然の強い痛み、または初めての強さ
- 冷や汗・ふらつき・強いだるさがある
- 胸の圧迫感や違和感が気になる
急に背中が痛い・息苦しい症状が出た場合の考え方

動いたとき・息を吸ったときに強くなる痛み
体をひねる・腕を上げる・深く息を吸う。こういう動きで痛みが増えるときは、 背中〜あばら周りの筋肉や関節が関係していることがよくあります。 痛いと呼吸が浅くなり、結果として息苦しさを強く感じることもあります。
| 増えるタイミング | よくあるイメージ | 行動のコツ |
|---|---|---|
| 体をひねる/腕を上げる | 筋肉・姿勢の負担 | 無理に動かさず温め・休息 |
| 深呼吸でズキッ | 呼吸に関わる動きが刺激 | 浅い呼吸で固めない(吐くをゆっくり) |
| 押すと再現 | 筋肉の可能性が高め | 強く押さない(悪化防止) |
- 背中を丸めて固めるより、肩をストンと落とす
- 吸うより先に、ゆっくり吐く(吐けると吸いやすい)
- 痛みが強い動きは避け、短い休憩をこまめに
安静にしてもおさまらない場合の注意点
筋肉の負担が原因の場合、姿勢を変えたり休んだり温めたりで少しでも変化が出ることが多いです。 反対に、安静にしても痛みや息苦しさがはっきり続く・悪化するときは、自己判断せず医療機関で相談するのが安心です。
| 観察ポイント | 変化がある(まだ説明しやすい) | 変化がない(相談優先) |
|---|---|---|
| 休むと | 少しラクになる | ほぼ変わらない |
| 息苦しさ | 落ち着くと軽くなる | 強い/増える/続く |
| 日常動作 | 動ける範囲がある | 歩くのもつらい |
- 安静でも息苦しさが続く
- 痛みが強い、またはどんどん強くなる
- 冷や汗・ふらつき・顔色が悪い
- 胸の圧迫感、強い不安で落ち着けない
背中が張る・重い感じと息苦しさが続くときの特徴
疲労やストレスが積み重なっている場合
忙しい・緊張する・心配が続くと、人の体は無意識に肩をすくめて、息も浅く速くなりがちです。 すると、肩甲骨まわりや背中の筋肉がずっと働き続けて、「張り」「重さ」として出やすくなります。 この状態が続くと「息が入りにくい感じ」=息苦しさもセットで感じやすいです。
- 仕事や家事が詰まっていて、休む時間が少ない
- 睡眠が浅い/夜中に何度も目が覚める
- ため息が増える/胸のあたりがモヤモヤする
- 気づくと肩に力が入っている
| 症状の出方 | よくある特徴 | 一言メモ |
|---|---|---|
| 痛みというより張り・重さ | 広い範囲がつらい | 背中“全体”が固い感じ |
| 息苦しさが波のように出る | 不安・緊張で強くなりやすい | まず「吐く」をゆっくり |
| 温めると少しラク | こわばりがゆるむ | お風呂がヒントになる |
- 肩を上げて→ストンを3回(脱力スイッチ)
- 息は吸うより先に、ゆっくり吐く
- 1時間に1回、席を立って水を飲む(体をリセット)
休んでも回復しにくいときの見極め方
疲労やストレス由来の張りは、完全にゼロにならなくても、 休む・温める・睡眠を取るなどで「少しでも変化」が出ることが多いです。 反対に、休んでも息苦しさが続く/悪化するなら、別の原因が隠れている可能性もあるので、医療機関で相談が安心です。
| ポイント | 疲労・こわばり寄り | 相談優先サイン |
|---|---|---|
| 睡眠のあと | 少し軽くなる | 変わらない/悪化 |
| 温めたあと | 楽になることが多い | 変化がほぼない |
| 息苦しさ | 波がある/落ち着くと軽い | 強い/続く/増える |
- 息苦しさが数日続く/日に日に強くなる
- 背中の重さが強く、日常生活がしんどい
- 冷や汗・ふらつき・強いだるさがある
- 胸の圧迫感や不快感が気になる
背中が痛い・息苦しいが筋肉痛の可能性が高いケース
動かすと痛む・押すと違和感がある特徴
背中の筋肉が原因の場合、体を動かしたとき・ひねったとき・腕を上げたときに痛みが強くなりやすいです。 また、痛い部分を指で押すと「ここ!」と分かる違和感があり、 その刺激で一時的に息が浅くなって息苦しく感じることがあります。
| チェック項目 | 当てはまり方 |
|---|---|
| 押すと痛みが再現 | 筋肉由来の可能性が高い |
| 動作で強さが変わる | 関節・筋肉の影響を受けやすい |
| 痛む場所がはっきり | ピンポイントで感じやすい |
ストレッチや姿勢調整で楽になる場合
背中の筋肉が原因の場合、 姿勢を整える・軽く体を動かす・温めることで、 痛みや息苦しさが完全ではなくても少し軽くなることが多いです。 この「変化が出るかどうか」が見極めのヒントになります。
| 試したあと | 筋肉痛の可能性 | 注意が必要 |
|---|---|---|
| 姿勢を整える | 少し楽になる | 変化なし |
| 温める | 重さが減る | 悪化・息苦しさ増す |
| 時間の経過 | 徐々に軽くなる | 続く・強まる |
筋肉痛が原因でも息苦しさが強い・続く・悪化する場合は、 念のため医療機関で相談することが安心です。 「大げさかな?」と迷う必要はありません。
背中が痛い・息苦しい症状と臓器の関係をどう考えるべきか
背中や胸まわりには、筋肉・骨・神経・呼吸に関わる動きが集中しています。 そのため、筋肉の緊張や動きのクセだけでも、 「背中が痛い」「息がしづらい」と内臓っぽく感じる症状が出ることがあります。
臓器に関係するトラブルでも、 痛みは真上ではなく、少し離れた場所に出ることがあります。 逆に、背中が痛くても臓器は元気というケースも多く、 場所だけで判断するのは危険です。
| 見え方 | 考えやすい原因 |
|---|---|
| 動かすと変わる痛み | 筋肉・姿勢・体の使い方 |
| 押すと再現される痛み | 体の外側の影響 |
| 安静でも続く違和感 | 体の内側も含めて確認が必要 |
その場の症状だけで「この臓器が悪い」と決めつける必要はありません。 ただし、息苦しさが続く・悪化する・普段と明らかに違うと感じた場合は、 安心のためにも医療機関で相談することが大切です。
背中の痛みや息苦しさが続くときは、心臓がどれくらい負担を感じているかを 心臓の負担を数値で確認する検査(NT-proBNP) でチェックするケースもあります。
臓器の位置を知ると「今の症状の見え方」が整理しやすくなる
背中の痛みと息苦しさが気になるとき、よく名前が出るのは 心臓・肺(胸の中)と、腎臓(背中側)です。 ただし、ここで大事なのは「この臓器だ!」と決めることではなく、 痛みの場所(右・左・真ん中)や息のしづらさを、冷静に見直す“整理ツール”として使うことです。
- 胸:息に関わるところ(肺)+血を送るところ(心臓)
- 背中の奥:体の“水”をきれいにするところ(腎臓)
- 背中の外側:動かすと痛みやすいところ(筋肉)
| 気になる場所 | よくある見え方 | 次に見るポイント |
|---|---|---|
| 真ん中(背骨の近く) | 姿勢・呼吸のこわばりで出やすい | 動作で変わる?温めで変化? |
| 右側 | 使い方の偏り・疲労で張りやすい | 片側だけ負担の生活習慣は? |
| 左側 | 胸の不快感と一緒に意識されやすい | 息苦しさが続く?普段と違う? |
ここでの話は“ざっくり版”なので、背中・胸・お腹にどんな臓器があるかを確認したい人は、 別記事で確認すると、今の症状の見え方がさらに整理しやすくなります。➽臓器の位置と働きの解説記事へ
位置の知識は「落ち着くための道具」です。 でも、息苦しさが強い/続く/悪化するなら、自己判断よりも医療機関で相談を優先してください。
背中が痛い・息苦しいときに注意したい危険サインと受診目安
一方で、背中が痛い・息苦しい症状の中には、早めの受診が必要なケースも含まれています。
「様子見でいいのか」「今すぐ病院に行くべきか」で迷う人はとても多いです。
このパートでは、見逃したくない危険サインと、何科を受診すればいいかの目安を整理して解説します。
背中が痛い・息苦しい症状で早めに受診したほうがいいサイン
息をするだけでつらい・会話が苦しい場合
何もしていないのに息を吸うだけで苦しい、 短い言葉を話すだけでも息が切れてしまう状態は、 単なる疲れや筋肉痛では説明しにくいサインです。
背中の痛みと一緒にこの状態が出ている場合、 体の内側のトラブルが関係している可能性も考えられるため、 我慢せず早めに医療機関で相談することが安心です。
- 深呼吸しようとすると痛みや苦しさが増す
- 話している途中で息継ぎが必要になる
- 息が浅く、落ち着いて吸えない感じが続く
夜間や横になると息苦しさが強まる場合
日中はそこまで気にならないのに、 夜に横になると息苦しくなる、 寝ている途中で息苦しさで目が覚める場合は注意が必要です。
このタイプの息苦しさは、 姿勢や筋肉だけでなく、体の内側の働きが影響していることもあります。 「夜だから気のせい」と片づけず、受診を考える目安にしてください。
| 状態 | 考え方 |
|---|---|
| 姿勢を変えると楽になる | 一時的な負担の可能性 |
| 横になるほど苦しい | 早めに医療機関で相談 |
夜間の息苦しさや、横になるほどつらくなる症状は、 「念のため相談する価値があるサイン」です。 我慢せず、医療機関に相談してください。
背中の痛みと息苦しさが長引くときの注意点
「痛いけど動ける」「息苦しいけど我慢できる」くらいだと、つい様子見しがちです。 ただ、数日たっても変化がほぼない場合は、体が回復できていないサインかもしれません。
特に、痛みや息苦しさが生活に影響している(仕事・家事・睡眠がつらい)なら、 「まだ大丈夫」と引っ張るより、医療機関で一度相談した方が安心です。
- 痛みが続いて、姿勢や動作をかばってしまう
- 息苦しさが「慣れた」だけで、実は改善していない
- 寝つきが悪い/夜中に目が覚める
いちばん注意したいのは、「少しずつ悪くなっている」パターンです。 急に倒れるほどではなくても、日ごとに動ける範囲が狭くなる、 息が浅くなって息切れしやすくなるなどの変化があるなら、様子見はおすすめしません。
背中の痛みと息苦しさは、原因が一つとは限りません。 「疲れ+別の要因」が重なっていることもあるので、 変化が見えるときは早めに相談する方が結果的に安心です。
| 見え方 | 考え方 |
|---|---|
| 同じ強さで続く | 一度相談で整理すると安心 |
| 日ごとにしんどくなる | 様子見より早めに医療機関へ |
数日で変わらない・じわじわ悪化する場合は、 自分で原因探しを続けるより、医療機関で相談して整理する方が安心です。 「大げさかな?」と思う状態でも、相談していいタイミングはあります。
背中が痛い・息苦しいときは何科を受診すればいい?
結論から言うと、最初から完璧に科を選ぶ必要はありません。 背中が痛い・息苦しいときは、「全体を見てくれる窓口」に相談するのが現実的です。
具体的には、内科や総合診療科が相談しやすく、 症状を整理したうえで、必要なら専門の科につないでもらえます。
- 「何科かわからない」は伝えてOK
- 症状が複数あるときほど、まず内科が安心
- 必要な検査・紹介は医師が判断してくれる
診察の結果、症状の特徴によっては、 専門の科を紹介されることがあります。 これは「たらい回し」ではなく、より詳しく調べるための自然な流れです。
| 症状の特徴 | 考えられる紹介先 |
|---|---|
| 息苦しさが強い | 呼吸に関わる科 |
| 動くと背中が強く痛む | 体の動きに関わる科 |
| 全身のだるさ・むくみもある | 内科で全体チェック |
何科に行くかで悩んで受診を遅らせる必要はありません。 背中の痛みと息苦しさが気になるときは、 まず相談しやすい科で状況を整理してもらうことが、安心への近道です。
すぐ救急相談を考えたい背中の痛みと息苦しさの特徴
痛みや息苦しさに加えて、冷や汗、強い不安感、顔面が真っ青、 吐き気のような症状が出るときは、体が「危ないかも」と知らせている可能性があります。
こういうときに大切なのは、原因を自分で当てようとすることより、 「今すぐ相談する」判断を取ることです。 たとえ結果的に大きな病気でなくても、相談した行動はムダになりません。
- 一人ならまず電話(救急相談 or 119)
- 可能なら横にならず、楽な姿勢で休む
- 家族・同居人がいれば今の状態をすぐ伝える
背中の痛みや息苦しさが急にピークに達して、 立てない・歩けない・話せないほどつらい場合は、 「我慢して様子を見る」の範囲を超えています。
特に、今まで経験したことがない強さ、 短時間で一気に悪化、 息が吸えない感じがあるときは、 救急の判断が必要になることがあります。
| 状態 | 優先 |
|---|---|
| 意識ははっきり/動けるが不安 | 救急相談(#7119) |
| 動けない・息ができない感じが強い | 119(ためらわない) |
背中の痛みと息苦しさは、原因が何であっても放置して良い理由にはなりません。 自分を守るために、早めの連絡・相談を選んでください。
背中が痛い・息苦しい症状が出たときの自宅での初期対応
背中が痛くて息苦しいと、つい「伸ばしたら治るかも」と動きたくなります。 でも、痛みがある状態で無理に動くと、呼吸が浅くなって余計に苦しくなることがあります。
さらに、原因が何であれ、体が「休ませて」と言っている可能性があるので、 まずは落ち着いて安全な姿勢を取るのが最優先です。
- 背もたれに寄りかかるなど、楽な姿勢を作る
- きつい深呼吸はしない(浅めでOK)
- 水分は少しずつ(むせるなら無理しない)
「動かしたら悪化する」「息を吸うほど苦しい」場合は、 ストレッチで解決しようとせず、医療機関への相談を優先してください。
受診するときに強い味方になるのが、「いつ・どこが・どうつらいか」のメモです。 人は焦ると、症状の説明がうまくできなくなりがち。 でもメモがあると、医師が状況をつかみやすくなり、必要な判断が早くなりやすいです。
| 項目 | 書き方の例 |
|---|---|
| いつから | 今朝から/昨日の夜から など |
| どこが | 背中の真ん中/右/左 など |
| どういうとき | 息を吸うと痛い/歩くと苦しい など |
- 痛みの強さ(10段階でざっくり)
- 良くなる姿勢/悪化する動き
- 冷や汗、吐き気、発熱など「いつもと違う」症状
背中が痛い・息苦しいときに不安を減らすための総まとめ
- 背中が痛い・息苦しい=すぐに危険とは限らない
- 筋肉・姿勢・疲労でも同じような症状は起こる
- 一方で、経過が長い・悪化する場合は様子見しない
- 位置や症状は「決めつけ」ではなく整理のヒントに使う
- 少し楽になる → 無理せず様子見+体を休める
- 数日続く/悪化する → 医療機関で相談
- 急に強い症状・不安が強い → 救急相談・119
背中の痛みや息苦しさで不安になるのは、体を守ろうとしている証拠です。 我慢しすぎず、でも慌てすぎず、 「今の自分に合った行動」を選んでください。 医療機関に相談したことで後悔するケースは、ほとんどありません。


コメント