📈 初心者OK PER×PBR perとは?意味・見方をわかりやすくPBRと一緒に解説 数字に振り回されない「見方のコツ」を、やさしく整理していきます。 ✅ これが分かる PERの意味・高い/低い PBRとの違い・使い分け 初心者の失敗回避
「PERってよく聞くけど、正直よく分からない」
「数字が高いとダメ?低いとお得?」――
株を始めたばかりの人ほど、こんなモヤっとした疑問を感じやすいと思います。
実は perとは何か をきちんと理解しないまま数字だけを見ると、
「割安だと思って買ったのに下がった」
「高いと思って避けたら上がった」
なんてことも起こりがちです。
さらにPBRやROEなどの指標が出てくると、頭がごちゃごちゃしてしまいますよね。
この記事では、perとは何かをわかりやすく整理しながら、PBRと比べてどう使い分ければいいのかを初心者目線で解説します。
数字に振り回されず、「なるほど、そういうことか」と腹落ちする考え方を一緒につかんでいきましょう。
📌 記事のポイント 初心者OK
- PERの意味をやさしく理解
- 高い・低いの理由が分かる
- PBRとの違いを一言で整理
- ROE・配当性向の見方も学ぶ
- 数字に振り回されないコツ
perとは何かをわかりやすく理解する株価指標の基本

✅ 初心者OK 🧠 たとえ話で理解 📌 計算もやさしく
株式投資を始めると、必ず目にするのが「PER」という言葉です。
難しそうに見えますが、perとは株価と利益の関係をシンプルに表した指標で、基本を押さえれば誰でも理解できます。ここでは、数字が何を意味しているのかを、専門用語を使わずにわかりやすく整理していきます。
- PERが表している「たった1つの意味」
- 株価と利益のつながり(超シンプル)
- 「何年分の利益で買う?」の見方
PER=株価 ÷ 1株あたり利益(EPS)
→ 「利益に対して、株が何倍で買われてるか」だよ。
📌
perとは何を表す数字なのかをやさしく説明
🧠 意味 🧮 計算イメージ 👀 見方
PERは、むずかしい専門用語に見えるけど、考え方はめちゃシンプル。
イメージは「1年間に生み出す利益を、何年分ぶんまとめて先払いして株を買う感じ」です。
👑 これがPERの正体
PER = 株価(Price) ÷ EPS(1株あたり利益)
→ 「利益に対して、株が何倍で買われてるか」だよ。
株価と利益の関係をシンプルに考える
まずは「株価」と「利益」を、スーパーのお買い物に置き換えるとわかりやすいです。
その株を買うための「値札」みたいなもの。
人気があると上がりやすいし、不安があると下がりやすい。
会社ががんばって生み出した「もうけ」。
そのうち、株1つあたりに割り振ったのがEPS(1株あたり利益)だよ。
PER = 株価(Price) ÷ EPS(1株あたり利益)
つまり、株価が高いほどPERは上がりやすく、利益(EPS)が大きいほどPERは下がりやすい、という関係になります。
| ケース | 株価 | EPS(利益/株) | PER | 一言イメージ |
|---|
| A | 2,000円 | 100円 | 20倍 | 利益の20年分で買う感じ |
| B | 2,000円 | 200円 | 10倍 | 利益が増えるとPERは下がる |
| C | 4,000円 | 200円 | 20倍 | 株価が上がるとPERも上がる |
- PERは「会社の良し悪し」ではなく、株価と利益の関係を見ている
- 同じPERでも、株価が上がった結果なのか利益が下がった結果なのかで意味が変わる
「何年分の利益で買われているか」という見方
PERが「20倍」って聞くと数学っぽいけど、考え方はこうです。
毎年同じくらい利益が出ると仮定したら、何年分の利益で“元が取れる”っぽいかを見る目安なんだね。
たとえ話(めちゃ簡単)
100円の利益が毎年もらえる“お店”を、2,000円で買うとするよね。
2,000円 ÷ 100円 = 20年。
これが「PER20倍=20年分」みたいなイメージ。
でも注意(ここ超大事)
これはずっと同じ利益が出るという仮の話。
会社の利益は増えたり減ったりするから、PERは「未来を保証する数字」じゃないよ。
ここで誤解しやすいポイント(初心者あるある)
⚠️ 低い=絶対お買い得 ではない
利益が落ちそうだと、低く見えることもあるよ。
⚠️ 高い=絶対ダメ でもない
成長が期待されると、高くなることもあるよ。
⚠️ 同じ会社でも動く
株価が動く・利益予想が変わるとPERも動くよ。
✅PERを見るときのチェックリスト(ここだけでOK)
① 株価が上がった?
人気で上がった結果、PERが高く見えてるかも。
② 利益が下がった?
利益が弱ると、PERが上がる(割高っぽく見える)ことがある。
③ 同じ業界と比べた?
業界によって“普通のPER”が違うことが多いよ。
このパートのまとめ
PERは「何年分の利益で買われているか」っぽい目安。
ただし未来は変わるから、PERは“決めつけ”じゃなく判断のヒントとして使うのが正解です。
🧮
perはどうやって計算されているのか
① 何で割る? ② どの利益? ③ 変化の理由
さっき「PER=株価÷EPS」って話はしたけど、ここが落とし穴。
“どのEPS(利益)を使うか”で、PERの見え方が変わることがあります。
だから今回は「計算の材料」と「数字が動く理由」を、わかりやすく整理します。
株価と利益の基本的な計算イメージ
STEP1:株価(Price)
いま買うときの「値札」。
まずはここが分子(上)です。
STEP2:EPS(1株あたり利益)
会社の利益を「1株ぶん」に割り振ったもの。
ここが分母(下)です。
STEP3:PER(何倍)
「利益に対して、株が何倍で買われてるか」
という見え方になります。
🔍ここが新ポイント:EPS(利益)の“種類”がある
| EPSの種類 | ざっくり意味 | PERの見え方 | 初心者の注意 |
|---|
| 過去実績(直近1年など) | 「これまで」どれくらい稼いだか | 現状確認に強い | 未来の伸びは反映されにくい |
| 予想(今期予想など) | 「これから」稼ぐ見込み | 期待が数字に乗りやすい | 予想が変わるとPERも急に動く |
| 希薄化後(株数増加を考慮) | 将来、株が増える可能性も見込む | 少し厳しめ(PER高め)になりやすい | 表示元で採用/非採用が違うことがある |
ここまでのまとめ
PERは「株価 ÷ EPS」だけど、EPSが“どれ”かで見え方が変わる。
だから、数字を見るときは「このPER、過去?予想?」を意識すると事故りにくいです。
数字が変わると意味も変わる理由
① 株価が動く(分子が動く)
- 人気が集まって株価が上がる → PERも上がりやすい
- 不安・悪材料で株価が下がる → PERも下がりやすい
- 決算前後で期待が揺れる → PERがブレやすい
② 利益が動く(分母が動く)
- 利益予想が上方修正 → EPSが増える → PERは下がりやすい
- 利益予想が下方修正 → EPSが減る → PERは上がりやすい
- 一時的な利益/損失が混ざる → PERがブレて見えることがある
ケースA:株価が上がってPERが高い
期待・人気・成長ストーリーで株価が先に上がると、PERも上がりやすい。
→ 「期待が乗ってる高PER」かも。
ケースB:利益が落ちてPERが高い
株価があまり動かなくても、利益(EPS)が下がるとPERは上がる。
→ 「業績が弱ってる高PER」の可能性もある。
ケースC:計算の前提が変わってPERが変化
「予想EPSに切り替わった」「希薄化後になった」などで、見かけのPERが変わることがある。
→ 数字の“意味”が変わっただけかも。
初心者向け:PERの変化を見たら最初にやること
- 株価が動いた?(ニュース・地合い・人気)
- 利益(EPS)が動いた?(決算・上方/下方修正)
- “どのEPS”で計算?(過去/予想/希薄化後)
ここまでのまとめ
PERは数字だけど、数字の“中身”が変わることがある。
「株価が動いたのか/利益が動いたのか/計算の前提が違うのか」を切り分けると、見間違いが激減します。
📊
perが高いとはどういう状態なのか
評価のされ方 期待と現実 初心者向け
「PERが高い」と聞くと、なんとなく「割高で危なそう…」と感じがち。
でも実は、PERが高い状態にはいくつかの“意味の違うパターン”があります。
ここでは“なぜ高く評価されているのか”という視点で、やさしく整理します。
先に結論(短く)
- PERが高い=将来への期待が強く織り込まれていることが多い
- ただし、中身を見ないと危険な高PERもある
成長期待が大きい場合
PERが高い理由として、いちばん“健全”なのがこのパターン。
今は利益が小さくても、将来大きく伸びると期待されている会社です。
よくある特徴
- 売上・利用者数が急増中
- 新しい市場・技術を持っている
- 利益は少ないが成長スピードが速い
PERが高く見える理由
利益(EPS)がまだ小さいため、
「株価 ÷ 小さい利益」= PERが高くなりやすい
初心者向けの考え方
このタイプの高PERは、「未来の利益を先に買っている」状態。
成長が本当に続くかどうかが、最大のチェックポイントです。
人気や話題先行で高くなる場合
もうひとつの高PERパターンが、人気・話題・雰囲気が先に走るケース。
成長期待と似ているけど、中身がまだ追いついていないこともあります。
きっかけ例
- SNSやニュースで急に話題
- テーマ株・流行ワードに乗る
- 短期資金が一気に流入
このときのPER
株価だけが先に上がるため、
実力以上にPERが高く見えやすい
| 視点 | 成長期待型 | 人気・話題型 |
|---|
| 株価上昇の理由 | 将来の業績期待 | 注目・雰囲気 |
| 利益との関係 | 今後伸びる前提 | まだ追いついていない |
| 注意点 | 期待が外れると急落 | 熱が冷めると戻りやすい |
このパートのまとめ
PERが高い=悪ではありません。
ただし、「成長への期待」なのか「話題先行」なのかで意味はまったく違う。
高PERを見たら、“なぜ高いのか”を一段深く見るのがコツです。
📉
perが低いとはどういう状態なのか
割安に見える 不安が織り込まれる 見分け方
「PERが低い」って聞くと、つい「お買い得!」と思いたくなるよね。
でも、低い理由は大きく分けて2つ。
①ほんとに割安に放置されているのか、②業績の不安が数字に出ているのか。ここを分けるのが超大事です。
先に結論(短く)
- PERが低い=利益に比べて株価が安く見える状態
- ただし、安いのではなく“心配されている”可能性もある
割安に見えるケース
💎「利益は出てるのに株価が上がっていない」パターン
まずは“気持ちいい方”の低PER。
利益はそこそこ出ているのに、株価があまり評価されていないと、PERは低く見えやすいです。
割安に見えやすい理由
- 地味で注目されにくい(話題が少ない)
- 業界全体が不人気で買われにくい
- 利益は安定しているが、成長が目立たない
初心者の見方(シンプル)
「利益(EPS)がそこそこ」なのに、
「株価が上がらない」 → PERは低く出やすい
つまり「値札が控えめ」な状態です。
- 利益が続きそうか(一時的じゃない?)
- 業界の向かい風が強すぎないか(全体が沈んでない?)
- 現金・借金の体力(無理してない?)
ポイントまとめ
割安に見える低PERは、“利益はあるのに値札が控えめ”な状態。
ただし「利益が続くか」をセットで見ないと、判断を間違えやすいです。
業績不安が数字に表れるケース
⚠️「安い」じゃなく「心配されてる」低PERもある
次が“気をつけたい方”の低PER。
低いのはお買い得ではなく、市場が不安を織り込んで株価を低くしているケースです。
| 視点 | 割安に見える低PER | 不安が出てる低PER |
|---|
| 利益の見え方 | 安定してることが多い | 今後落ちそうと疑われる |
| 株価の動き | 地味で上がらない | 売られて下がっている |
| チェックの優先度 | 「続く利益」 | 「利益が崩れる要因」 |
不安が出やすいサイン例
- 利益が減り続けている/波が大きい
- 借金が増えている
- 一時的な利益で“良く見えてる”疑い
初心者の一言ルール
「低い=得」じゃなく「低い=疑われてる」場合がある。低PERを見たら、まず「何を心配されてる?」を探すのが安全です。
このパートのまとめ
PERが低いのは、「割安に放置」か「不安が織り込み済み」かの2択になりがち。
“低い理由”を切り分ければ、数字に振り回されにくくなります。
🎯
perは何倍が目安と言われることが多いのか
目安の作り方 比較のコツ 業種差
ここ、みんな気になるやつ。
「結局PERって、何倍なら普通なの?」って話なんだけど…“絶対の正解”はありません。
ただ、よく言われる目安はあるので、使い方を間違えない前提でやさしく整理します。
「平均PERは○倍」などの数値は、市場(日本/米国)・時期・指数・データ元で変わります。
ここでは一般的に言われやすいレンジ感と、比較の考え方に絞って解説します。
一般的な目安の考え方
初心者がいちばん安全なのは、PERを“○倍が正解”と決め打ちしないこと。
ざっくり言うと、世の中では 10〜20倍あたりを「よく見る範囲」として語られることが多いです。
ただしこれは万能な基準ではなく、会社や景気で普通にズレます。
低め(例:10倍未満)
「安そう」に見えることもあるけど、
不安が織り込まれている可能性も。
よく見る帯(例:10〜20倍)
成長も安定もほどほど、みたいな会社が混ざりやすい帯。
比較のスタート地点にしやすい。
高め(例:20倍以上)
成長期待・人気・テーマ性などで上がりやすい。
ただし期待が外れると急変しやすい。
- 同じ業種の中で比べる(これ最優先)
- 過去と今で比べる(その会社の“いつものPER”)
- PERだけで決めず、利益の伸びや安定性も一緒に見る
ポイントまとめ
目安は「10〜20倍がよく語られる」ことが多いけど、正解ではなく目線合わせ用。
使い方は、同業比較+過去比較が基本です。
業種によって違う理由
業種でPERの“普通”がズレるのは、かんたんに言うと
「利益の出方」と「将来の見えやすさ」が違うからです。
利益が安定しやすい
先の利益が読みやすいと、評価が落ち着きやすい。
→ PERも極端になりにくい傾向。
成長の期待が大きい
伸びしろが大きい業種は、未来を先に買われやすい。
→ PERが高めでも“普通”になりやすい。
景気の影響を受けやすい
利益が上下しやすい業種は、PERの見え方もブレやすい。
→ 一時的に低PER/高PERになりやすい。
OK:同業で比べる
まずは同じ業種のライバル同士で比較。
「この会社は同業より高い?低い?」が一番わかりやすい。
NG:業種をまたいで断定
ちがう業種同士を「こっちが割安」と決めつけるのは危険。利益の出方が違うから、同じ数字でも意味が変わります。
ワンフレーズで覚えるなら
PERの目安は「業種内の空気」で決まる。
だから、まず同業で見よう。
このパートのまとめ
「何倍が目安?」は、業種と時期でズレるから固定できない。
だからこそ、同業比較+過去比較で“その会社の普通”をつかむのが最強です。
※関連記事 | ▶「perは何倍がいいのか?買っていい水準・危険な水準を整理」
🧩
perだけで株を判断してはいけない理由
見えない情報 初心者の落とし穴 安全な見方
PERはめちゃ便利だけど、正直に言うと“1枚の写真”みたいなもの。
写真だけだと、動いている状況(将来の変化)とか、見えない場所(お金の出入り)がわからない。
だからPERだけで決めると、当たり外れが運ゲーになりやすいです。
ここでの結論(先に言う)
PERは入口として最高。
でも最終判断は、「利益の質」「将来の伸び」「お金の体力」もセットで見るのが安全です。
数字だけでは見えない部分
👀PERは「利益の大きさ」中心。だけど投資はそれだけじゃない
PERは「株価 ÷ 利益(EPS)」なので、どうしても“利益”の見え方に引っぱられます。
でも実際には、利益以外にも大事なポイントがいくつもあります。
① 利益の“質”
同じ利益でも、毎年コツコツ稼ぐ利益と、たまたま出た利益は別モノ。
PERだけだと区別がつきにくいです。
② お金の体力(借金・現金)
利益が出てても、借金が多いと苦しくなることがある。
逆に現金が厚い会社は粘れることが多い。
③ 将来の伸び(成長)
PERは今(または近い将来)の利益が中心。
伸びる会社は「今だけ」では測れないことがあります。
| 項目 | PERで見えやすい | PERだけだと見えにくい |
|---|
| 株の評価(高い/低い) | ○(利益に対する評価) | — |
| 利益の安定性 | △(数字は出る) | ○(中身は別確認が必要) |
| 借金・現金の体力 | × | ○ |
| 将来の成長 | △(期待は混ざる) | ○(事業の伸びを別で見る) |
ここまでのまとめ
PERは“利益に対する値札”は見えるけど、会社の体力や利益の中身は見えにくい。
だから「PERだけ」だと、見落としが出やすいです。
初心者が陥りやすい勘違い
初心者がやりがちなのは、PERを単純なランキングみたいに扱うこと。
でもPERには「数字のクセ」があるので、勘違いが起きやすいです。
勘違い①:低PER=絶対お得
低PERでも、業績不安が織り込み済みのことがある。「安い」じゃなく「心配されてる」場合も。
勘違い②:高PER=危ない
高PERは、成長期待が先に買われている場合もある。“なぜ高いか”を見ないと判断ミス。
勘違い③:数字はいつも同じ意味
PERの元になる利益(EPS)が、一時的だったり予想だったりすると、見え方が変わる。
“数字の前提”を意識しないとブレます。
① 同業と比べる
PERの比較は、まず同じ業種の中で。
いきなり他業種と比べない。
② “利益の中身”を見る
一時的な利益じゃないか、
ちゃんと続く利益かを確認。
③ 体力(借金・現金)をざっくり見る
会社がピンチのときに耐えられるか。
“倒れにくさ”も大事。
このパートのまとめ
PERは便利だけど、それだけで決めると“見えない地雷”を踏みやすい。
「同業比較」+「利益の中身」+「体力」を足すだけで、初心者の失敗はかなり減ります。
🔁
perとは何かをわかりやすくPBRと比較して使い分け

perだけを見て株を判断すると、「高いのか安いのか分からない」と感じることがあります。
そこで役立つのが、PBRなど他の指標との比較です。
このパートでは、perとは何かをわかりやすく整理しながら、PBRとの違いや使い分けの考え方を初心者向けに解説します。
この見出しのゴール(超かんたん)
PER=利益ベース/PBR=資産ベース。
どっちが正しいじゃなく、会社のタイプで“向き不向き”があるって話です。
📘
pbrとは何かをperと対比して理解する
資産ベース PERと対比 初心者OK
ざっくり言うと、PBRは「会社の持ちもの(資産)に対して、株価が何倍か」を見るもの。
PERが「もうけ」に注目するのに対して、PBRは“土台(会社の中身の資産)”に注目します。
PERのイメージ
「この会社、もうけに対して株価は高い?安い?」を見る
PBRのイメージ
「この会社の資産の土台に対して株価は高い?安い?」を見る
初心者向けワンフレーズ
PER=稼ぐ力、PBR=持ってる土台。
どっちも「値札」を見る道具だけど、見てる材料が違います。
会社の「資産」と株価の関係
PBRは、超ざっくり言うと「会社の中身(資産)に対して、株価がどれくらい上乗せされてるか」を見る感じ。
資産には、現金・設備・在庫など色々あるけど、初心者はまず“土台の厚みを見る指標”だと思えばOKです。
イメージで理解
PBRは「家の値段 ÷ 家の土台」みたいなもの。
土台(資産)がしっかりしてるかを見ながら、値段(株価)を眺める感覚です。
PBRが役に立ちやすい場面
- 利益がぶれやすく、PERが安定しない会社
- 資産が大きいタイプ(例:設備や現金が厚い)
- “土台に対して株価がどう見えるか”を見たいとき
ここでの注意
「資産が多い=安心」とは限りません。
資産の中身が“本当に価値があるか”は会社ごとに違うので、PBRも万能ではないです。
perとの見ているポイントの違い
| 視点 | PER(利益ベース) | PBR(資産ベース) | 初心者の一言 |
|---|
| 何を材料にする? | 利益(もうけ) | 資産(持ちもの) | PER=稼ぐ力 / PBR=土台 |
| 向いてる会社の雰囲気 | 利益が安定しやすい | 資産が厚い or 利益がぶれやすい | “どっちが見やすいか”で選ぶ |
| 弱点(ここ注意) | 利益が一時的だとブレやすい | 資産の中身の質で見え方が変わる | 万能ではない |
使い分けのコツ(最短)
利益が安定してる会社 → PERが見やすい
利益がぶれやすい/資産が厚い会社 → PBRも見ておく
初心者の“事故防止”
- PERだけで「割安!」と決めつけない
- PBRだけで「資産があるから安心」と決めつけない
- できれば同業の中で比べる(これ最優先)
🔍
perとpbrを一緒に見ると何がわかるのか
2つの物差し 割安の精度UP 事故防止
PERは「利益(もうけ)から見た値札」、PBRは「資産(持ちもの)から見た値札」。
1つだけだと「たまたまそう見える」ことがあるけど、2つを並べると“割安っぽさの正体”が見えやすくなります。
先に結論(最短)
PERとPBRをセットで見ると、
「利益的に安いのか」/「資産的にも安いのか」/「どっちかが罠なのか」を切り分けしやすいです。
PER×PBRで見える「4つの雰囲気」(ざっくり地図)
| 組み合わせ | 見え方(超ざっくり) | 初心者の最初の確認 |
|---|
| PER低い × PBR低い | 利益的にも資産的にも“安そう”に見える | 「不安が織り込まれてない?」を先に確認 |
| PER低い × PBR高い | 利益は出てるけど、資産土台は薄めに見える | 利益の“質”と持続性(続く利益?) |
| PER高い × PBR低い | 資産はあるが、利益が小さく見える(または伸び待ち) | 「利益が育つストーリー」があるか |
| PER高い × PBR高い | 利益にも資産にも“上乗せ”が大きい(期待・人気) | 期待が外れた時の弱さ(下がりやすさ) |
割安かどうかの判断がしやすくなる理由
“割安”って言葉は便利だけど、実は中身が2種類あります。
①利益に対して安い(PERで見える)
②資産に対して安い(PBRで見える)
2つを一緒に見ると、「安い理由」がどっち寄りかが分かって、判断がラクになります。
PERで拾える割安
「稼ぐ力(利益)」に対して株価が控えめ。
→ 利益が続くなら、割安っぽさが出やすい。
PBRで拾える割安
「持ちもの(土台の資産)」に対して株価が控えめ。→ 利益がぶれやすい会社でも見方が残る。
ポイントまとめ
PERとPBRを一緒に見ると、「安い理由」が見える。
だから、割安判断の精度が上がりやすいです。
片方だけでは危ないケース
PERだけ、PBRだけ…だと、簡単に言うと“見える角度が1つしかない”状態。
角度が1つだと、たまたま良く(または悪く)見えることがあるんです。
| 見方 | 良く見えやすい理由 | 落とし穴 | セットでの確認 |
|---|
| PERだけで「安い!」 | 利益が一時的に大きく見える | 利益が続かず、数字が崩れる | PBRも見て“土台”が弱くないか |
| PBRだけで「安い!」 | 資産が多く見える | 資産の中身が弱い/活かせてない | PERも見て“稼ぐ力”が弱すぎないか |
初心者の“最短安全策”
迷ったら、PERとPBRをセットで眺める。
片方で「良さそう」と思ったら、もう片方でツッコミを入れる。
覚え方(簡単に)
PER=もうけ、PBR=持ちもの。
もうけだけ、持ちものだけで決めると、だまされやすい。
このパートのまとめ
PERとPBRを一緒に見ると、“割安の正体”と“罠の位置”が見えやすくなる。
初心者はまず「片方で判断しない」をルールにすると失敗が減ります。
🧠
per・pbr・roeをどう組み合わせて考えるか
3点セット 稼ぐ力 事故防止
PERとPBRで「値札」を見たら、次に知りたいのは
「その会社、本当にうまく稼げてるの?」という点。
そこで登場するのが ROE(自己資本利益率) です。
先に結論
PER・PBR=値札、ROE=稼ぐ力。
3つを一緒に見ると、「安い理由」「高い理由」が立体的に見えてきます。
roeが意味する会社の稼ぐ力
ROEは超ざっくり言うと、
「会社が持っている自己資本で、どれくらい効率よく利益を出したか」を見る数字です。
ROEが高い会社
同じ元手でも、しっかり利益を生み出せている。
経営がうまいと評価されやすい。
ROEが低い会社
資本はあるけど、利益につながっていない可能性。
効率が悪いか、守りに入っているかも。
初心者向けの感覚
ROEは「経営の運転効率」。
PER・PBRで安く見えても、ROEが低いと「活かせてない会社」かもしれません。
3つの数字を同時に見るメリット
| 見え方 | 状態のイメージ | 初心者の最初の一言 |
|---|
| PER低・PBR低・ROE高 | 安く放置されてる優等生 | 「なぜ評価されてない?」を確認 |
| PER低・PBR低・ROE低 | 稼げていない会社 | 「構造的な弱さ?」を疑う |
| PER高・PBR高・ROE高 | 期待も実力も高い | 「期待が先行しすぎてない?」 |
| PER高・PBR低・ROE高 | 資産は安いが稼ぐ力あり | 「利益が伸びる余地あり?」 |
3点セットの最大メリット
数字を1つずつ見るより、組み合わせることで、
「安い理由」「高い理由」「ダメな理由」を勘違いしにくくなる。
初心者の覚え方
PER=値札、PBR=土台、ROE=稼ぐ力。
3つそろうと、会社の立体像が見える。
このパートのまとめ
PER・PBR・ROEを組み合わせると、「安さ」「土台」「稼ぐ力」が同時に見える。
初心者はこの3点セットを基本装備にすると、判断ミスが激減します。
🎁
配当性向も合わせてチェックしたい理由
利益の使い道 長期目線 配当の持続性
PER・PBR・ROEで「値札」と「稼ぐ力」を見たら、次に気になるのはその利益、どう使ってるの?ってところ。
そこで役立つのが 配当性向 です。これは、利益のうちどれくらいを配当として出しているかを見る目安になります。
先に結論
配当性向を見ると、「株主に返す派」か「成長に回す派」かの雰囲気がつかめます。
長く持つなら、配当が続く形になっているかも確認しやすくなります。
| 配当性向の雰囲気 | 会社の動き(イメージ) | 長期で見るポイント |
|---|
| 低め | 利益を成長・投資に回しやすい | 投資がうまく回って将来伸びるか |
| ほどほど | 配当も成長もバランス型 | 景気が悪い時でも無理してないか |
| 高め | 株主へ多めに返す方針に見える | 利益が落ちた時に続けられるか |
注意
配当性向の「何%が理想」は、業種や会社の方針で変わります。
ここでは断定せず、“無理して配当を出していないか”を見抜く道具として使うのが安全です。
利益がどう使われているかを見る視点
利益が出たとき、会社は大きく分けて次のような使い方をします。
配当性向を見ると、どこに寄っている会社かが見えやすくなります。
株主に返す
配当(現金)で返す。
今の満足が大きいタイプ。
会社を伸ばす
新しい事業・設備・人材に投資。将来の成長を取りに行くタイプ。
体力を厚くする
現金を積み増す、借金を減らす。不景気に強くするタイプ。
ここがポイント
配当性向は「高い=正義」「低い=ダメ」じゃなくて、
会社の作戦(どこに力を入れているか)を読み取る道具です。
長く持つ投資との相性
長く持つ投資(長期投資)で大事なのは、毎年の値動きよりも、
会社が長く生き残って、利益を出し続けられるかです。
配当性向は、配当が続く形になっているかを考えるヒントになります。
| 見るポイント | なぜ大事? | ざっくり合格ラインの考え方 |
|---|
| 配当が“無理してない”雰囲気 | 利益が落ちたら配当が止まりやすい | 「続けられる形か」を優先 |
| 成長に回す余力が残る | 未来の利益が育たないと先細り | 配当と投資のバランスを見る |
| 景気が悪い時の耐久力 | 長期は“悪い年”を必ず通る | 体力(現金・借金)も一緒に |
長期投資との相性まとめ
長期投資は「続く配当」と相性がいい。
配当性向は、その“続きやすさ”を想像する材料になります。
一言で覚える
配当性向は「配当の出し方のクセ」。
長く持つなら、ムリしてないクセの会社が安心。
このパートのまとめ
配当性向を見ると、利益の使い道と配当の続けやすさがイメージできる。
長期で持つ投資ほど、合わせてチェックする価値があります。
🧭
初心者が株選びで意識したい数字の優先順位
見る順番 迷わない 事故防止
初心者が一番やりがちなのが、いきなり数字を全部見ようとすること。
でも実は、株選びは「見る順番」を決めるだけで、迷いと失敗がかなり減ります。
先に結論
初心者は、①安全確認 → ②割高/割安 → ③深掘りの順でOK。
全部一気に見ようとしないのがコツです。
最初に見るべき指標
① 利益が出ているか
まずは赤字じゃないか。
利益が安定して出ている会社は、初心者向き。
② ROE(稼ぐ力)
利益が出ていても、効率よく稼げているかは別。
ROEで「うまさ」をざっくり確認。
③ 借金・体力の雰囲気
利益があっても、借金だらけは不安。
「耐えられる会社か」を軽くチェック。
最初のゴール
この段階では「買うか決めない」でOK。
「候補に残せるかどうか」を決めるだけで十分です。
深掘りするときの考え方
候補に残ったら、ここで初めて
PER・PBR・配当性向を使って深掘りします。
- PER:利益に対して高すぎないか
- PBR:資産に対して割高じゃないか
- 配当性向:無理して配当を出していないか
初心者向けの鉄則
深掘りは「ダメ出し探し」でOK。
良い理由より、買わない理由がないかを探す方が失敗しにくい。
覚え方(超シンプル)
最初=安全確認
次=値段チェック
最後=続くかどうか
このパートのまとめ
初心者は「見る順番」を決めるだけで、株選びがぐっと楽になる。
まず安全、次に値段、最後に続くか。この流れが基本です。
📌 さらに理解を深めたい人へ
「何倍が正解?」で迷ったあとに読む、数字に振り回されない考え方の整理記事です。
🧩
perとは何かをわかりやすく整理するためのまとめ
最終整理 初心者OK 考え方重視
ここまでで、PER・PBR・ROE・配当性向まで一通り見てきました。
最後はもう一度、「PERとは何か」をシンプルに整理して、
数字に振り回されずに使う考え方で締めます。
このまとめのゴール
PERを「答え」ではなく「ヒント」として使えるようになること。
それだけで、株選びの失敗はかなり減ります。
perとpbrの違いを一言で振り返る
PERを一言で
「この会社、もうけに対して高い?安い?」
PBRを一言で
「この会社、持ってる土台に対して高い?安い?」
初心者向けの覚え方
PER=もうけ目線
PBR=土台目線
同じ「割高・割安」でも、見ている材料が違います。
数字に振り回されない考え方
① 数字は「結果」
PERやPBRは、会社の行動の結果として出てくる数字。
原因(ビジネス・業績)を想像するのが本番です。
② 高い・低いで即決しない
高い=ダメ、低い=お得、ではない。
「なぜそう見えるか」を一段考える。
③ 比較がすべて
数字は単体より同業・過去との比較で意味を持つ。
比べない数字は、ほぼ意味がありません。
最終メッセージ
PERとは「答え」ではなく「質問を投げてくる数字」。
「なぜこの数字?」と考えられるようになると、
株選びは一気にラクで安全になります。
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