📘 保存版・初心者OK 8進法とは何か?数え方・変換・計算を初心者向けにわかりやすく整理 この記事でできるようになること: 0〜7で数える仕組みがわかる/10進法・2進法との変換ができる/8進法の計算で迷わなくなる
「8進法」って聞くと、なんだか難しそう…そう感じていませんか?
数え方が分からない、変換でつまずく、計算になると頭が真っ白――
実はこれ、ほとんどの人が通る“あるある”です。
10進法に慣れきった私たちにとって、8進法は最初かなりとっつきにくいんですよね。
でも安心してください。
8進法は特別な数学じゃなく、考え方は普段の数字とほぼ同じなんです。
この記事では、8進法の基本から数え方・変換・計算までを、できるだけわかりやすく整理しました。
読み終わる頃には「意外と簡単だった!」と思えるはず。さあ、一緒に8進法をスッと理解していきましょう 🙂
- 8進法は0〜7だけで数える
- 7の次は10に繰り上がる
- 位は1・8・64…と増える
- 変換は掛け算と割り算が基本
- 計算は8で繰上げ・8を借りる
- 8進法とは何かを初心者向けにやさしく理解する基本整理
- 8進法の変換と計算を初心者でも迷わずできるよう整理
8進法とは何かを初心者向けにやさしく理解する基本整理
8進法って、名前がむずかしそう…でも中身は超シンプル。
8進法と聞くと「難しそう」「理系の話?」と感じるかもしれませんが、実は仕組み自体はとてもシンプルです。
この章では、8進法がどんな数の考え方なのか、普段使っている10進法と比べながら、できるだけかみ砕いて説明していきます。
まずは「0〜7だけで数える」という基本イメージから、一緒に整理していきましょう。
8進法とは何ですか?まず押さえたい超シンプルな考え方
- 使う数字は8種類:0,1,2,3,4,5,6,7(8と9は出てこない)
- 数え方は同じ:増えていって、上限に来たら桁が繰り上がる
- “位”が変わる:10進法は「1の位→10の位→100の位」だけど、8進法は「1の位→8の位→64の位」
そもそも「進法」ってなに?簡単に一言で
「進法(しんほう)」は、数の数え方のルールです。
10進法は「0〜9」まで使って、次は繰り上がって「10」。
8進法は「0〜7」まで使って、次は繰り上がって「10」になります。
ポイント:見た目の「10」は“いつも10”じゃない
- 使う数字:0〜9
- 9の次:10
- 位の増え方:1 → 10 → 100…
- 使う数字:0〜7
- 7の次:10
- 位の増え方:1 → 8 → 64…
「10」がややこしい理由:8進法の10は“十”じゃない
ここが初心者がいちばん混乱しやすいところです。
8進法の「10」は、10進法の「10(十)」じゃなくて、「8(はち)」を意味します。
| 10進法での数 | 8進法での書き方 | 読み方のコツ |
|---|---|---|
| 7 | 7 | ここまでは同じ |
| 8 | 10 | 「8になったので桁上がり」 |
| 9 | 11 | 8+1のイメージ |
| 15 | 17 | 8+7のイメージ |
8進法の「10」=10進法の「8」。この1行だけ先に覚えると、かなりラクになります。
8進法の正体は「8のまとまり」:お菓子でたとえると一発
たとえば、お菓子が8個で1袋だとします。
1個ずつ増えていって、8個になったら「袋が1つできた!」って考える感じです。
9の次が10。
「10個たまったから1つ上の桁へ」
7の次が10。
「8個たまったから1つ上の桁へ」
- 8進法は0〜7だけを使う
- 8進法の10は十じゃなくて8
- 8進法は「8でまとまったら桁が上がる」
8進数の数え方は?0〜7だけで進む仕組みを体感しよう
8進数のコツは「0〜7で1周」って感覚をつかむこと。
むずかしい計算は一旦おいといて、まずは数え方を体で覚えるのが最短ルートです。ここでは「なぜ0〜7なの?」「8になったら何が起きるの?」を、見て一発でわかる形で整理します。
注意:ここで出てくる「10」は、10進法の「10(十)」じゃなくて、8進法での“次の桁”という意味です。
0から7までが1セットになる理由
8進法は、名前の通り「8個たまったら、次の桁へ」というルールです。
だから、1つの桁で使える数字は8種類だけ。つまり 0〜7 で終わりになります。
- 1つの桁で10種類(0〜9)
- 10個目に入ると桁が上がる
- 1つの桁で8種類(0〜7)
- 8個目に入ると桁が上がる
「1箱に入るアメは8個まで」って決めたら、0〜7個までは同じ箱に入ります。
8個目になった瞬間、「次の箱を使う」=桁が増える、って感じです。
8になったら桁が増えるイメージ
8進法では、7の次に「8」という数字は書けません。
だから“繰り上がり”が起きて、1つ上の桁が1増えます。結果として10になります。
使える数字の上限まで来た状態
8という数字が使えないので繰り上げ
下の桁は0に戻って「10」
| 8進数 | 意味(10進法でいうと) | 一言イメージ |
|---|---|---|
| 7 | 7 | 上限ギリギリ |
| 10 | 8 | 桁が1つ増えた |
| 11 | 9 | 8+1 |
| 17 | 15 | 8+7 |
8進法の「10」は十じゃなくて8です。
“見た目”じゃなくて「その進法のルール」で読んであげるのがコツです。
8進数は「0〜7で進み、8になったら繰り上がって10になる」—ここが腹落ちすれば次の変換もスムーズです。
8進法の「位」の考え方を10進法と比べて理解しよう
8進法が本当にわかるかどうかは、「位(くらい)」が理解できるかで決まります。
10進法では「1の位・10の位・100の位」と増えていきますよね。
8進法ではどう増えるのか?ここをしっかり整理すれば、変換や計算が一気にラクになります。
つまり、1つ左に行くたびに8倍になるのが8進法のルールです。
1の位・8の位・64の位のイメージ
まずは、10進法と同じように「右から順番に意味がある」と考えてみましょう。
| 位 | 10進法 | 8進法 |
|---|---|---|
| 1の位 | 1 | 1 |
| 2つ目の位 | 10 | 8 |
| 3つ目の位 | 100 | 64 |
たとえば、8進法の「25」はこう考えます:
左の「2」は8の位、右の「5」は1の位という意味です。
普段使っている10進法との違い
実は、考え方そのものは同じです。違うのは「何倍ずつ増えるか」だけ。
- 左に行くと10倍
- 位は 1 → 10 → 100 → 1000…
- 使う数字は0〜9
- 左に行くと8倍
- 位は 1 → 8 → 64 → 512…
- 使う数字は0〜7
10進法も8進法も、「左に行くほど大きなまとまりになる」という仕組みは同じです。
ただし、10倍か8倍かの違いがあるだけなんです。
8進法の位は「1・8・64…」と8倍ずつ増える。
考え方は10進法と同じで、倍率だけが違う。ここが腹落ちすれば、変換はもう怖くありません。
なぜ8進法という考え方が生まれたのか
実は8進法は「便利だから使われてきた」実務寄りの数え方です。
数学オタクの遊び…ではなく、人間の数えやすさとコンピュータの仕組み、この2つが大きく関係しています。
特に昔のコンピュータでは、2進法の数字を短く・見やすく表す目的で8進法がよく使われていました。
昔は「指の間」も含めて数える文化があり、8という単位は意外と自然でした。
※この説は地域差があり、世界共通認識のものではありません。 ただし「8で区切る文化」が複数存在していたことは歴史的に知られています。
2進法では数字がとても長くなります。 そこで3桁ずつまとめると、ちょうど8進法になるんです。
- 2進法3桁=1桁
- 昔の小型計算機で扱いやすい
- 数字が0〜7で直感的
- 2進法4桁=1桁
- 英字(A〜F)が混ざる
- 初心者には少し取っつきにくい
「8進法が最初に誰によって作られたか」という資料は存在せず、 現在は文化的要因+計算機工学的要因が重なって普及したと考えられています。
8進法は「人が理解しやすく」「2進法を短く表せる」実用型の進法。 だから歴史の中で自然に使われてきた、と考えられます。
8進法と10進法・2進法のざっくり比較
進法の違いって、実は「ルールが別物」じゃありません。
どれも同じ“位の仕組み”で動いていて、変わるのは主に①使う数字の種類と②位が増える速さです。ここをざっくり比較して、頭の中をスッキリさせましょう。
| 進法 | 使う数字 | 左に1つ行くと何倍? | 位の並び(最初の3つ) |
|---|---|---|---|
| 2進法 | 0,1(2種類) | 2倍 | 1 → 2 → 4 |
| 8進法 | 0〜7(8種類) | 8倍 | 1 → 8 → 64 |
| 10進法 | 0〜9(10種類) | 10倍 | 1 → 10 → 100 |
ポイント:「位の倍率(2倍/8倍/10倍)」が違うだけで、仕組みは同じです。
使う数字の数の違い
進法で一番わかりやすい差はここ。1つの桁で使える数字の種類が変わります。
スイッチON/OFFみたいに、機械と相性がいい。
2進法を短く書きたいときに便利。
日常生活で普通に使っている数え方。
8進法は0〜7で1周。だから「8」は書けず、次は10になります。
位の増え方の違い
次に大事なのが「左に行くと、どれくらい大きくなるか」。
2進法は2倍、8進法は8倍、10進法は10倍で増えていきます。
- 2進法は桁が増えやすい(すぐ長くなる)
- 8進法は2進法より短く書ける(読みやすくなる)
- 10進法は人間が普段使う“いつもの感覚”で扱える
進法の違いは「使う数字の種類」と「位の倍率」。
2進法=0/1・2倍、8進法=0〜7・8倍、10進法=0〜9・10倍。これだけ押さえれば迷いません。
この世の中の基準が8進法だったらどうなる?身近な数字で考えてみる
もし私たちが最初から8進法で育っていたら、世界の見え方はどう変わるでしょう?
実は「数の意味」は変わりません。ただし、数字の見た目と区切りの感覚がガラッと変わります。身近な数字で体感してみましょう。
8進法では「10」は十ではなく8を意味します。ここが世界観の分かれ目になります。
| 今の10進法 | もし8進法だったら | 何が起きる? |
|---|---|---|
| 10歳 | 12歳 | 「12」が今の10歳になる |
| 100円 | 144円 | 100(10進)=144(8進) |
| 60分 | 74分 | 60(10進)=74(8進) |
今の「20歳」は、8進法では「24歳」になります。
見た目の数字が増えるので、なんとなく“早く大人になる”感覚になるかもしれません。
「100円」が「144円」になるので、桁の感覚が変わります。でも実際の価値は同じです。
- 「キリのいい数字」が変わる(今の10→8進法の10=8)
- 区切りの感覚が8単位になる
- 人間の文化そのものが違っていた可能性がある
8進法が基準でも、量そのものは変わりません。 変わるのは「見た目」と「区切りの感覚」。だからこそ、進法は世界の感じ方にも影響を与えると考えられます。
ここで一度整理:8進法を理解するために最低限覚えておきたいポイント
ここまでで情報が少し増えてきました。
なので一度リセットして、「これだけ覚えれば8進法はもう怖くない」という最小セットをまとめます。
正直これさえ頭にあれば、変換も計算も全部ここから派生します。
8と9は存在しません。
7の次は10になります。
1 → 8 → 64 → 512…
左に行くたび×8です。
10進法の「8」=8進法の「10」。
数の表現方法が違うだけです。
| 10進法 | 8進法 | メモ |
|---|---|---|
| 7 | 7 | ここまでは同じ |
| 8 | 10 | ここで桁上がり |
| 16 | 20 | 8が2個分 |
- 「8進法は難しい特別ルール」と思ってしまう
- 「10」が十だと無意識に読んでしまう
8進法は「0〜7」「8倍」「10=8」。
まずはこの3点だけ体に染み込ませればOKです。
8進法の変換と計算を初心者でも迷わずできるよう整理
8進法がなんとなくわかってきたら、
次は「どうやって変換するの?」「計算はどうするの?」という疑問が出てきますよね。
この章では、8進法と10進法・2進法の変換方法や、足し算・引き算の考え方を、例を使いながら順番に解説します。Excelで扱うときのポイントも含めて、実際に使える形でまとめていきます。
8進法から10進法に変換する基本の考え方
各桁を「1・8・64…」で掛けて、全部足すだけです。
位ごとに掛け算して足すだけのシンプル手順
右から
1の位 → 8の位 → 64の位
数字 × 位の値
出た答えを合計
- 2 × 8 = 16
- 5 × 1 = 5
👉 つまり 8進数25 = 10進数21
| 8進法 | 10進法 |
|---|---|
| 10 | 8 |
| 20 | 16 |
| 100 | 64 |
- 10を「十」と読んでしまう
- 位を10倍で計算してしまう
8進法→10進法は
位で掛けて、全部足すだけ。 公式より「流れ」を覚えると迷いません 👍
10進法から8進法に変換するやさしい方法
10進法→8進法は「8で割って、余りを拾う」だけです。
むずかしい公式はいりません。割り算の筆算ができればOK。 しかも、やることは毎回同じなので慣れたら超ラクです 🙂
余りは必ず0〜7になるので、8進法の「使える数字」にピッタリ収まります。
割り算を使った変換の流れ
商と余りを出す。
(余りが1ケタの“材料”になる)
同じことを繰り返す。
商が0になるまで。
余りを最後に出た順→最初に出た順で並べる。
それが8進数。
| 割る数 | 割られる数 | 商 | 余り |
|---|---|---|---|
| 8 | 21 | 2 | 5 |
| 8 | 2 | 0 | 2 |
余りは「2」「5」 → 下から読むので 25
逆変換で元に戻ればOK。慣れるまではこのチェックが安心です。
- 上から読むと逆になる(×)
- 余りをメモせず途中で混乱する(×)
- 余りは下から読む(○)
10進法→8進法は、8で割り続けて余りを下から読むだけ。
迷ったら「逆変換して戻るか」を確認すれば安心です 👍
8進法から2進法へ変換する超ラクな考え方
ここ、めちゃくちゃラクです。8進法→2進法は「計算」ほぼ不要。
理由はシンプルで、8 = 2×2×2だから。 つまり8進法の1桁は、2進法だと3桁(3ビット)にピッタリ対応します。
あとはそれを左から順につなげるだけで、2進法に変換できます。
3ビットずつ区切るだけのルール
例:25(8)なら「2」と「5」
0〜7を000〜111に変換
左から順につなげて完成
| 8進数 | 2進数(3ビット) | 覚え方 |
|---|---|---|
| 0 | 000 | 全部0 |
| 1 | 001 | 最後だけ1 |
| 2 | 010 | 真ん中だけ1 |
| 3 | 011 | 2+1 |
| 4 | 100 | 先頭だけ1 |
| 5 | 101 | 4+1 |
| 6 | 110 | 4+2 |
| 7 | 111 | 全部1 |
先頭の0は省略してOKなので、10101(2) と書いても同じ意味です。
- 1を「1」だけで書いてしまう(正しくは 001 )
- 2を「10」と書いてしまう(正しくは 010 )
- 基本は必ず3桁にそろえてから、最後に先頭0を省略します
8進法→2進法は、1桁=3ビットの置き換え作業。
0〜7を000〜111にして、左から順につなげるだけ。計算というより“並べ替え”です 👍
2進法を8進法に変換するには?つまずきやすいポイント
2進法→8進法も、実はめちゃくちゃラクです(計算ほぼゼロ)。
ただし、つまずく人が多いのは「区切り方」と「左側の端っこ」。 ここを先に潰しておけば、変換は一瞬で終わります 🙂
8進法の1桁=2進法の3桁(3ビット)。これが全てです。
区切りは必ず右(下位)から。
1桁・2桁だけ残ったら左に0を追加。
各ブロックを8進数1桁にする。
覚えなくてもOK。000〜111は0〜7に順番対応って思えば十分です。
右から3桁ずつ:010|101
右から3桁ずつ:10|101(左が2桁だけ残る)
- 左から区切る(×)→ 必ず右から(○)
- 左端が2桁のまま(×)→ 0で埋めて3桁(○)
- 区切りを3桁ではなく4桁にする(×)→ 8進法は3桁(○)
2進法→8進法は、右から3ビットずつ区切って、000〜111を0〜7にするだけ。
迷うのは「左端が足りないとき」なので、そこは0で埋めて3桁に揃えればOKです 👍
10進法の「8」は2進法・8進法でどう表される?具体例で確認
「10進法の8」は、進法が変わると見た目がガラッと変わります。
ここではいちばんシンプルな数字「8」を使って、
2進法・8進法でどう書き換わるのかを体感してみましょう 🙂
2進法は「0と1」だけ。
1 → 10 → 100 → 1000 … と倍々で増えます。
10(2)=2
100(2)=4
👉 1000(2)=8
8進法は「0〜7」まで使えます。
7の次は繰り上がって桁が増えます。
👉 次は「10」=10(8)=8(10)
指で数える普通の世界
👉 8
0と1だけの世界
👉 1000
0〜7で区切る世界
👉 10
- 10進法の8 → 2進法では 1000
- 10進法の8 → 8進法では 10
- 8進法では「8」という数字は存在しない
「8なのに10になる」という違和感を一度体で覚えると、
進法の切り替えが一気にラクになります 👍
8進法の計算方法をやさしく整理
8進法の計算は、実は10進法とほぼ同じです。
ただし違うのは「8になったら繰り上がる」こと。 ここを押さえれば、足し算も引き算もスッと理解できます 🙂
- 足して8以上になったら繰り上げ
- 引けないときは左の位から1借りる(=8借りる)
足し算の基本ルール
普通に足してOK。 ただし答えが8以上になったら、 8を引いて1を左へ送ります。
7 + 3 = 10(10進法)
10 − 8 = 2 → 左に1を繰り上げ
→ 8を超えたので「1繰り上げ+残り2」
→ 12(8進法)
引き算で繰り下がるときの考え方
引けないときは左の位から1借りる。 その1は8として右の位に足します。
2 − 5 はできない → 左の1を借りる
2 + 8 = 10(8進法)
10 − 5 = 5
- 借りた1を「10」と考えてしまう(正しくは8)
- 繰り上げ・繰り下げを忘れる
・足し算:8を超えたら繰り上げ ・引き算:足りなければ8を借りる
「10進法の10が、8進法では8になる」 ここさえ体で覚えれば、計算は一気にラクになります 👍
Excelで8進法を扱うときに知っておきたい基本操作
Excelは8進法を“計算”できるけど、つまずく原因はほぼこれです。
見た目が数字でも、中身が「文字」だったり、その逆だったり。 ここを押さえると、エラーや桁ズレが一気に減ります 🙂
例:セルに 25 が入っていれば → 21
例:セルに 21 が入っていれば → 25
3ビット区切りの発想をそのままExcelにやらせる感じです。
関数の細かい仕様(扱える桁数や負の数の範囲)は、Excelのバージョンや設定で挙動が違う場合があります。 エラーが出たら、まず「文字として入ってないか」「桁が長すぎないか」を疑うのが早いです。
数字の見た目と中身が違うケース
8進法は3桁固定で見せたい場面があります(例:001, 010, 101…)。 でもExcelは数字として扱うと、先頭の0を勝手に消します。
- セルの表示形式を文字列にする
- 入力の前に ‘(アポストロフィ)を付ける(例:‘010)
- 関数の結果に見た目だけ0埋めをする(後述)
見た目は数字でも、実は中身が文字列だと、思った通りに計算できないことがあります。
- 前後にスペースが混ざっている
- コピー元の都合で文字扱いになっている
- 先頭0を守るために文字列化したまま
変換は専用関数(OCT2DEC/DEC2OCT)に任せるのが安全です。 そして、入力の時点で「文字として持つのか」「数として持つのか」を決めると混乱しません。
- 計算がラク
- 先頭0は消えやすい
- 表示だけ整える工夫が必要
- 先頭0を守れる
- 普通の足し算はできない
- 変換は関数で行うのが安全
- 入力は文字列で持つ(先頭0も守る)
- 計算したい時だけ =OCT2DEC() で10進にして処理する
- 必要なら最後に =DEC2OCT() で8進表記に戻す
「見た目」と「中身」を分けると、Excelは急に優しくなります 👍
進法が変わっても考え方は同じ|10進法と比べて理解しよう
実は、8進法も10進法も「やっていること」は同じです。
違うのは“何で区切るか”だけ。 10進法は10で区切り、8進法は8で区切る。 仕組みそのものはまったく同じなんです 🙂
どの進法でも「ある数でまとまったら1つ上の位へ送る」 これが進法の正体です。
- 0〜9まで使える
- 10でひとまとまり
- 1の位 → 10の位 → 100の位
- 0〜7まで使える
- 8でひとまとまり
- 1の位 → 8の位 → 64の位
345 = 3×100 + 4×10 + 5×1
345(8) = 3×64 + 4×8 + 5×1
「数字 × 位の値」で考えるのはどの進法でも同じです。
- 「何進法か?」をまず確認する
- 区切る数(10?8?2?)を意識する
- 位の値を掛け算で考える
進法が変わっても、ルールの本質は変わりません。 「何で区切るか」が違うだけ。 10進法の記事と見比べると、8進法の理解は一気に深まります 👉 10進法とは何かを初心者向けにわかりやすく整理したこちらの記事
8進法をわかりやすく理解して変換と計算に迷わなくなる【8進法まとめ】
ここまで読めたあなたは、もう8進法の“入口”は完全クリアです 🙂
最後に、数え方・位・変換・計算をギュッと一気に整理しておきましょう。 このまとめだけ見返せば、あとで迷ってもすぐ戻れます 👍
- 使える数字は0〜7だけ
- 7の次は10
- 「8」は8進法には存在しない
- 1の位・8の位・64の位…
- 各ケタは8の累乗
- 数字 × 位の値 で考える
- 8進→10進:掛け算して足す
- 10進→8進:8で割って余りを下から読む
- 2進↔8進:3ビットずつ
- 足して8以上で繰り上げ
- 引けないときは8を借りる
- 考え方は10進法と同じ
8進法は「特別な数学」ではありません。
10で区切るか、8で区切るかの違いだけ。 ここが腹落ちすると、変換も計算も一気にラクになります。
・0〜7で回る世界が8進法 ・位は8倍ずつ増える ・変換は「掛け算」か「割り算」 ・計算は10進法と同じ感覚
この4つを覚えておけば、もう8進法で迷うことはありません 👍


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