📌 3分で全体像
【これで安心!】膵臓の場所と痛みが出るポイントをわかりやすく整理
「みぞおちが重い」
「背中が痛い」
「腰の奥が変」──
そんな違和感が続くと、もしかして膵臓?と不安になりますよね。
でも膵臓は体の奥にあるため、場所がわかりにくく、痛みの出方も人それぞれ。
だから余計にモヤっとします。
検索しても難しい説明ばかりで、読むほど不安が増えることも。
この不安、実は“膵臓の場所”を整理するだけでかなり軽くなります。
この記事では、膵臓の場所と痛みの出るポイントをやさしく整理し、「今の状態をどう考えればいいか」が自然と見えてくるようにまとめました。
まずは全体像から一緒に確認していきましょう。
- 膵臓の場所を前後で理解
- 痛みの出やすい部位を整理
- 背中・腰痛との混同を回避
- 痛み以外のサインも把握
- 受診の目安を流れで確認
膵臓の場所はどこ?体の中での位置関係をやさしく理解
膵臓は名前はよく聞くものの、「実際に体のどこにある臓器なのか」を正確に説明できる人は多くありません。
お腹の表面からは見えず、他の臓器の裏側に隠れているため、位置のイメージがつかみにくいのが特徴です。
ここでは、膵臓が体の中のどのあたりにあり、周囲の臓器とどんな関係にあるのかを、できるだけシンプルに整理します。
膵臓はお腹のどの辺りにある臓器なのか

膵臓の場所は、「みぞおちの奥」〜「左のあばらの下の奥」あたり。
ただし「お腹の表面」ではなく、かなり奥にあります。
膵臓は細長い臓器で、右側(十二指腸の近く)から左側(脾臓の近く)へ伸びています。
なので「右だけ」「左だけ」ではなく、体の真ん中寄りを横にまたぐ感じです。
| あなたが意識しやすい場所 | 実際の膵臓の場所(体の中) | なぜズレる?(一言) |
|---|---|---|
| みぞおち付近 | 胃のさらに奥(背中側寄り) | 胃の裏に隠れている |
| 左のあばらの下あたり | 膵臓の「左側の端」が近い | 横に長い臓器だから |
| 背中の真ん中〜左寄り | 膵臓の真後ろ側(背骨の少し前) | 体の奥の痛みは背中に出やすい |
※「どこを押したら痛い=そこに膵臓がある」ではありません。膵臓の場所は奥なので、表面の感覚とはズレます。
胃の裏側に隠れている理由

(※点線部分が膵臓)
お腹の中は「棚」みたいに何層にも重なっています。
胃が“前の棚”にあるとしたら、膵臓はその裏の棚にある感じ。だから胃の裏側に隠れて見えにくいんです。
- 胃:お腹の「わりと前の方」
- 膵臓:胃の「奥(背中側)」
- 背中に近い:だから“奥のトラブル”は背中に出ることも
膵臓は、体の中でも背中側の壁(背骨の前あたり)に近い場所にあります。 だから、胃や腸みたいに「お腹の表から触って場所を当てる」のは難しい臓器です。
※「どれくらい奥か(何cm)」は体格で大きく変わるため、ここでは断定しません。一般には“表面から直接触れない位置”と理解するのが安全です。
「見えない臓器」と言われる膵臓の特徴
膵臓が「見えない臓器」っぽく感じられるのは、サボってるからではありません(笑)。
ちゃんと理由があって、位置のわかりにくさにつながっています。
膵臓の場所はお腹のかなり奥。前から見ても触っても、存在を感じにくいです。
胃や腸は動くし、ガスや食べ物も入ります。
その影で、膵臓はさらに見えにくくなります。
点じゃなくて“横に伸びる”ので、痛みや違和感の感じ方も人でズレやすいです。
膵臓の場所はイメージできても、体の不調は胃・胆のう・腸・腎臓などとも重なりやすいです。 つらい症状が続くときは、無理に決めつけず医療機関へ相談してください。
※このパートは「場所の理解」に集中しています。症状・痛みの判断は次の章で、もう少し具体的に整理していきます。
膵臓の場所を前から見た場合のイメージ

「膵臓は背中側にある」と聞くと、前から見たイメージがわかなくなりがちです。 でも、前から見た位置感覚を持っておくと、「どこが変なのか」に気づきやすくなります。
ここでは、体を正面から見たときに、膵臓がどのあたりに重なっているのかを整理します。
みぞおち付近と左上腹部との関係
膵臓の場所は、みぞおちの少し左寄りから、左上腹部にかけて広がっています。 ただし、これは「表面の位置感覚」で、実際にはかなり奥です。
みぞおちが気持ち悪い=胃、 左のお腹が重い=腸、 と考えがちですが、その奥に膵臓が重なっていることもあります。
- みぞおち:胃が前、膵臓はその奥
- 左上腹部:胃の左側+膵臓の左端が重なる
- 押しても痛点がズレる:表面と臓器の位置が一致しないため
肝臓・胃・脾臓との位置バランス
膵臓の場所を理解するコツは、まわりの臓器とのバランスで考えることです。 単体で覚えるより、「挟まれている臓器」を意識すると一気にイメージしやすくなります。
| 臓器 | 前から見た位置 | 膵臓との関係 |
|---|---|---|
| 肝臓 | 右上腹部に大きく広がる | 膵臓の右端とは直接重なりにくい |
| 胃 | みぞおち〜左上腹部 | 膵臓の「前」にかぶさる |
| 脾臓 | 左のあばら骨の下 | 膵臓の左端と近い位置 |
前から見ると、胃が前・脾臓が左・肝臓が右に配置され、 そのちょうど裏側を横切るように膵臓がある── この重なりをイメージできると、膵臓の場所はかなり理解しやすくなります。
膵臓の場所を横・奥行きで考えるとわかりやすい

膵臓の場所が分かりにくい一番の理由は、「奥行き」がある臓器だからです。 正面や左右だけで考えると迷いやすいですが、横+奥の立体イメージを持つと一気に整理できます。
ここでは「体のどれくらい奥にあるのか」「なぜ触れないのか」を、感覚的に説明します。
体の表面からは何cmくらい奥にあるのか
「膵臓は何cm奥です」とはっきりした数字で言い切ることはできません。 体格・脂肪量・姿勢で大きく変わるため、現時点で信頼できる統一数値はありません。
数字で覚えるより、 「胃よりさらに奥」「背骨の少し手前」 という位置関係で理解する方が正確です。
| 臓器 | 体の奥行き感覚 | 表面からの印象 |
|---|---|---|
| 胃 | 比較的前 | ムカムカ・圧迫感が出やすい |
| 腸 | 前〜中間 | 張り・ゴロゴロ感 |
| 膵臓 | かなり奥(背中寄り) | 表面では位置がつかめない |
※「◯cm奥」と断定できる医学的共通値はありません。体格差が大きいため、ここでは位置関係で説明しています。
押しても直接触れない理由
膵臓の前には、皮膚・脂肪・筋肉・胃・腸が重なっています。 そのため、指で押しても直接届かない構造です。
膵臓は背中側の壁(背骨の前)に近い位置で固定されています。 表から動かして確認できる臓器ではありません。
胃や腸と違い、膵臓は動きが少ない臓器。 触診で「動いた感覚」を得られないため、存在を感じにくいです。
膵臓は押して確認できない臓器なので、 違和感は「痛みの出方」「続き方」「背中への広がり方」で判断する必要があります。 その見分け方は、次のパートでさらに整理します。
膵臓の場所を背中側から見たときの特徴
膵臓は「お腹の臓器」というイメージが強いですが、実は背中側から考えると一気に理解しやすくなります。 痛みや違和感が背中に出やすい理由も、ここにあります。
このパートでは、背骨との距離感と左右どちらに寄っているかを、背中目線で整理します。
背骨との位置関係
膵臓は、背骨のすぐ前あたりに位置しています。 背中の皮膚→筋肉→骨を越えたさらに前側にあり、「背骨のクッションの前」に置かれているイメージです。
「お腹の一番奥=背骨の少し前」 と覚えると、膵臓の位置はかなりズレにくくなります。
- 膵臓が背骨に近い位置にある
- 体の奥の刺激は背中側に響きやすい
- 筋肉や姿勢の痛みと勘違いされやすい
※「背中が痛い=必ず膵臓」という意味ではありません。位置関係として“そう感じやすい”という説明です。
左右どちらに寄っている臓器なのか
膵臓は体の中央から始まり、左側へ長く伸びる臓器です。 右だけ・左だけ、というより左寄りに広がる形をしています。
背中で考えると、 真ん中〜左寄りに違和感が出やすいのが特徴です。
| 位置 | 膵臓との関係 | 感じやすい印象 |
|---|---|---|
| 背中の真ん中 | 膵臓の中央付近 | 重だるい・鈍い違和感 |
| 背中の左側 | 膵臓の左端に近い | ジワっと広がる感じ |
| 背中の右側 | 膵臓とはやや距離あり | 別の原因の可能性も |
膵臓は左寄りに広がる臓器ですが、 痛みの感じ方は人それぞれです。 左右だけで判断せず、続き方や他の症状もあわせて考えることが大切です。
他の臓器と比べた膵臓の場所のわかりにくさ
胃はムカムカ、肝臓は右上…みたいに、なんとなく場所を言えそうな臓器は多いですよね。 でも膵臓は、場所のイメージが作りにくい代表選手です。
ここでは「なぜ膵臓だけわかりにくいのか」と「判断が遅れやすい理由」を、初心者目線でハッキリ整理します。
胃や肝臓と違って位置が想像しづらい理由
胃は前に近いので感覚がつかみやすいですが、膵臓は背中寄りの深い場所。 だから、日常の体感で「ここにある」と想像しにくいんです。
肝臓は右上にドン!と大きく、胃も左上にまとまりがあります。 でも膵臓は横に細長く伸びるので、場所を「一点」で覚えられません。
膵臓の前には胃・腸が重なります。 お腹の表で感じる違和感が、膵臓なのか胃腸なのか、分かれ道が見えにくいんです。
| 臓器 | 場所のイメージ | なぜ想像しやすい/しにくい? | ありがちな勘違い |
|---|---|---|---|
| 胃 | みぞおち〜左上(前寄り) | 前に近く、体感が出やすい | 胃の不調=全部胃だと思う |
| 肝臓 | 右上に大きい | 位置がはっきり・範囲も広い | 右上腹部の痛み=肝臓と決めつけ |
| 膵臓 | みぞおちの奥〜左上の奥(背中寄り) | 奥+横長+胃腸に隠れる | 胃腸・背中の筋肉と混同しやすい |
※この表は「位置のイメージの作りやすさ」を比較したものです。症状の重さを比べているわけではありません。
痛みの判断が遅れやすい背景
体の奥の違和感は、背中に鈍い痛みとして出ることがあります。 すると「姿勢かな?」「寝違えかな?」と思って様子見しやすいんです。
みぞおちの不快感は、まず胃を疑いますよね。 でも膵臓の場所は胃の裏なので、最初は胃もたれ・食後の違和感として見えやすいです。
- 痛みが一点ではなく広がる(みぞおち〜左上〜背中など)
- 「押すとここが痛い」という確認ができない
- 胃薬や休息で一時的に紛れてしまうことがある
- 仕事や家事で「そのうち治る」と後回しにしやすい
ここで言いたいのは「膵臓は場所のせいで気づきにくい」という点です。 でも実際の不調は、胃・胆のう・腸・腎臓などでも似た感じになります。
強い痛みが続く、吐き気が強い、食事が取れない、急に悪化した…などがある場合は、自己判断せず受診を検討してください。
膵臓の場所と痛みの出方から考える体のサイン
膵臓にトラブルが起きると、必ずしも「ここが痛い」とはっきり感じられるとは限りません。
みぞおち、左のお腹、背中、腰など、痛みが出る場所が人によって違うため、別の不調と勘違いされやすい臓器です。この章では、膵臓の場所と痛みの出方を結びつけながら、体が出しているサインの読み取り方をわかりやすく解説します。
膵臓が悪いときに痛みが出やすい場所
膵臓の痛みは、「ここがズキッ」より「この辺がずっと変」という感じで現れやすいです。 まずは、よく出やすい2つの場所を見ていきましょう。
みぞおち周辺に出る痛みの特徴
みぞおちの奥が重い、押されている感じ、鈍い痛みが続くことがあります。 表面を押しても、はっきり痛点が出ないのが特徴です。
食後や脂っこい食事のあとに強まることがあります。 胃の不調と似るため、最初は胃もたれとして見過ごされがちです。
- 胃:キリキリ・チクチク、空腹時に強まることが多い
- 膵臓:奥で重い、食後に続くことがある
※完全な判別はできません。ここでは「感じ方の傾向」を整理しています。
左上腹部に違和感が出るケース
膵臓は体の中央から左へ細長く伸びる臓器です。 そのため、左上腹部で張る・重いと感じる人もいます。
左上腹部の違和感が、背中の左側へ広がることがあります。 一点ではなく面で広がる感じがヒントです。
- 胃:左上腹部の前側で感じやすい
- 脾臓:左のあばら骨の下に近い
- 膵臓:その奥で、広がる違和感になりやすい
ここで紹介したのはあくまで傾向です。 強い痛み、吐き気、発熱、急な悪化がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
膵臓の場所と背中に出る痛みの関係
膵臓の不調は、お腹よりも先に背中の違和感として気づくことがあります。 これは「気のせい」ではなく、膵臓の場所(奥・背中寄り)が関係しています。
ここでは、背中のどの辺りに出やすいか、そして肩こりや腰痛と間違えやすいポイントを整理します。
背中の真ん中から左側が痛くなる理由
膵臓はお腹のかなり奥にあって、背中側から見ると背骨の少し前に近い位置です。 さらに膵臓は左側へ長く伸びるので、背中では真ん中〜左寄りに響きやすくなります。
背中の痛みは、ズキッより重だるい、奥が押されるような感じになりがちです。 体の表面ではなく「内側から」来る感じがあるときは、場所のズレを意識すると整理しやすいです。
膵臓の中央付近に近いイメージ
膵臓が左へ伸びる分、響きやすい
「背中の奥の痛み」として感じる人も
※ここは「診断の地図」ではなく、「感じ方を整理する地図」です。痛みの場所だけで決めつけないでください。
肩や腰と勘違いしやすいポイント
背中の上〜真ん中あたりが重いと、肩こりと区別がつきにくいです。 ただ、肩こりは動かすと変化しやすいのに対して、体の奥の違和感は動かしてもスッキリしないことがあります。
背中の下の方や腰に近い所まで違和感が広がると、「座りすぎかな?」となりがちです。 でも、内臓由来の痛みは姿勢を変えても完全に消えにくいことがあります。
| ポイント | 筋肉・姿勢の痛み | 体の奥の痛み(膵臓など) |
|---|---|---|
| 動かしたとき | 痛みが増減しやすい | 増減が小さく、しぶといことがある |
| 押したとき | 「ここ!」と痛点が出やすい | 痛点がハッキリしないことがある |
| タイミング | 疲労・同じ姿勢で悪化しやすい | 食後などで変化することもある |
※あくまで「傾向」です。これだけで判断はできません。気になる症状が続くなら医療機関へ相談してください。
背中の違和感が何日も続く、だんだん強くなる、吐き気や食欲低下もある…などが重なる場合は、 「ただの肩こり・腰痛」で片づけず、早めに相談するのが安心です。
膵臓の場所と腰痛が重なるときの考え方
腰が痛いと、多くの人は「姿勢が悪かったかな」「筋肉を痛めたかな」と考えますよね。 でも実は、膵臓の場所の関係で、腰のあたりに違和感として感じられることもあります。
ここでは、筋肉・姿勢の腰痛と内臓由来の腰の痛みを、感覚の違いで整理します。
筋肉痛や姿勢の問題との違い
筋肉や姿勢が原因の腰痛は、動いたときに強くなることが多いです。 前かがみ・立ち上がり・寝返りなどで「イタタ」と感じやすく、押すと痛い場所がはっきりします。
姿勢を変えたり、横になったりすると少し楽になることが多いのも特徴です。 湿布やストレッチで一時的に軽くなるケースもよくあります。
| ポイント | 筋肉・姿勢の問題 | 膵臓など内臓が関係する場合 |
|---|---|---|
| 動いたとき | 痛みが変化しやすい | 大きく変わらないことがある |
| 押したとき | 痛点がわかりやすい | 場所がはっきりしない |
| 休んだとき | 楽になることが多い | あまり変わらない場合も |
内臓由来の痛みの特徴
内臓由来の痛みは、ズキッより「重い・鈍い」ことが多く、 「腰の奥がずっと変」という表現になる人もいます。
何時間〜何日もじわじわ続く、 あるいはだんだん強くなるという経過をたどることがあります。
- 腰痛+みぞおちや左上腹部の違和感がある
- 食後に腰の奥が重くなる感じがある
- 姿勢を変えてもスッキリしない
ここで紹介したのは考え方の整理です。 強い痛み、発熱、吐き気、急な悪化がある場合は、 自己判断せず医療機関へ相談してください。
膵臓がんで痛みが出る場所の傾向
膵臓がんは、小さいうちは症状が出にくいため、早期発見が簡単ではない…とされています。なので「痛い=膵臓がん」とも言えないし、逆に「痛くない=大丈夫」とも言えません。
ここでは、医療機関の説明でよく挙がる痛みの“出やすい場所の傾向”を整理します。
上腹部(みぞおち〜上の方)に痛みが出ることがある
背中へ放散(広がる)痛みとして感じることがある
痛みが出ない人もいる(場所だけで判断不可)
初期は痛みが出にくい理由
国立がん研究センターの情報でも、膵臓がんは小さいうちは症状が出にくいと説明されています。 つまり、初期は「痛みで気づく」より、別のきっかけで見つかることもあります。
膵臓は胃の裏側に位置するため、問題が起きても気づきにくい…という説明があります。 表面から「押して痛い!」みたいな分かり方をしにくいのも、初期に気づきにくい理由のひとつです。
| ステージ感(ざっくり) | 起こりやすいこと | 痛みの出やすさ |
|---|---|---|
| 小さいうち | 症状が出にくい/発見が簡単ではない | 痛みが出ないことも多い(傾向) |
| 進行してくると | 腹痛・背中の痛みなどが起こりうる | 上腹部〜背中に関連痛として出ることがある |
※「初期=絶対に無症状」「進行=必ず痛い」ではありません。個人差が大きい点は前提として押さえてください。
進行すると背中に痛みが出やすくなる仕組み
進行すると、腫瘍が大きくなって周りの臓器を圧迫し、腹部の痛みにつながることがあります。そしてその痛みが背中へ放散(広がって感じる)形になることがある、と説明されています。
膵臓の周囲の神経が関係して背中の痛みが起こることがある、とも説明されています。 だから「背中の真ん中〜左寄りが重い」みたいに、筋肉痛っぽく見えてしまうケースが出てきます。
上腹部の痛みが背中へ広がることがある
食事や横になることで悪化、前かがみで楽になることがある
痛みが出ない人もいるので「場所だけ」では判断できない
背中やお腹の痛みは、膵臓がんよりも他の原因のほうが多いとも指摘されています。ここでの内容は「可能性を断定する」ためではなく、見落としやすい特徴を知って、必要なら早めに相談するための整理です。
もし、症状が続く/悪化する/黄疸(皮膚や白目が黄色い)や急な体重減少などが重なる場合は、医療機関へ相談してください。
膵臓の不調で現れやすい痛み以外のサイン
膵臓のトラブルは、はっきりした痛みが出ないまま進むこともあります。 その代わりに、「なんとなく調子が悪い」「前と違う」という小さな変化が先に現れることがあります。
ここでは、痛み以外で気づきやすい体のサインを整理します。
食後の不快感や重だるさ
膵臓は、食事のたびに消化を助ける働きをしています。 そのため、調子が落ちると食後にお腹の奥が重い、スッキリしない感じが出やすくなります。
胃もたれは一時的に起こることが多いですが、 膵臓が関係する場合は、量が少なくても重だるい、毎回似た感じになりやすい傾向があります。
- 少量でも食後にどっと疲れる
- お腹というより体の奥が重い
- 数週間、似た感覚が繰り返し起こる
体重減少・食欲低下との関係
膵臓の働きが落ちると、食べたものをうまく消化・吸収できないことがあります。 その結果、食事量が同じでも体重がじわじわ減るケースがあります。
「食べるとしんどい」「重くなる」という経験が続くと、 体が無意識に食事を避けるようになり、食欲低下につながることがあります。
| 変化 | よくある受け取り方 | 一度立ち止まりたい視点 |
|---|---|---|
| 体重減少 | 「最近忙しいから」 | 食事量が変わっていないか |
| 食欲低下 | 「夏バテ・年のせい」 | 食後の不快感が続いていないか |
体重や食欲の変化は、必ずしも膵臓が原因とは限りません。 ただし、痛み以外の変化が重なって続く場合は、早めに相談することで安心につながります。
膵臓の場所と痛みから受診を考える目安
膵臓の場所と痛みを知ると、「これは受診した方がいいのかな?」と迷う場面が出てきます。 そのとき大切なのは、どこが痛いかだけでなく、どれくらい続いているか・どう変化しているかです。
ここでは、日常の不調と切り分けるための考え方の目安を整理します。
痛みが続く期間の判断ポイント
・数時間〜1日程度でおさまる ・姿勢を変えると楽になる ・翌日にはほぼ気にならない こうした場合は、筋肉疲労や一時的な不調の可能性も考えられます。
・数日〜1週間以上続く ・良くなったり悪くなったりを繰り返す ・少しずつ強くなっている この場合は、体の奥のトラブルも視野に入ります。
| 経過 | 考えやすい方向 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 短期間で消える | 一時的な不調の可能性 | 様子見 |
| 数日以上続く | 内臓由来も視野 | 相談を検討 |
| 悪化している | 早めの対応が安心 | 受診を考える |
我慢せず相談した方がよいケース
背中やみぞおちの違和感に加えて、 吐き気・食欲低下・体重減少などが重なる場合は、早めに相談するのが安心です。
仕事や家事、睡眠に影響が出るほどの不調は、 「様子見」のラインを超えているサインと考えられます。
- 同じ場所の違和感が1週間以上続く
- 背中・腰・お腹を行き来するような痛み
- 食後に体調が明らかに悪くなる
- 「いつもと違う」がはっきり続く
受診の判断はとても難しいですが、 何もなければ安心できる、それだけでも大きな価値があります。 「我慢しない」という選択肢を、ぜひ頭の片隅に置いておいてください。
まとめ | 膵臓の場所と痛みを知って体の変化に早く気づくために
ここまで、膵臓の場所と痛みの出方、そして痛み以外のサインを見てきました。 大切なのは、ひとつの症状だけで決めつけるのではなく、体の変化をまとめて見ることです。
最後に、「なぜ場所を知ると安心につながるのか」と、「全身の臓器と一緒に理解する意味」を整理します。
場所を知ることが不安軽減につながる理由
「この違和感、何なんだろう…」と正体がわからない状態は、 痛みそのものより不安を大きくします。
膵臓の場所を知っていると、 「これは胃かな?」「背中側の臓器かな?」と整理して考えられるようになります。
場所と傾向を知っていれば、 「様子見でいい」「一度相談しよう」という判断が早くなります。
- 知る=すぐ病気を疑う、ではない
- 知る=落ち着いて判断できる
- 知る=必要なときに迷わず行動できる
ハブ記事とあわせて理解したい全身の臓器位置
みぞおち・左上腹部・背中の不調は、 胃・胆のう・腎臓・脾臓などとも重なりやすい場所です。
全身の臓器配置を知っていると、 「右だから肝臓?」「背中だから腎臓?」と切り分けがしやすくなります。
この「膵臓の場所と痛み」の知識は、 別記事「臓器の位置とその機能」とあわせて読むことで、 「どこが痛い=どの臓器か」をより立体的に理解できるようになります。
体の知識は、不安を増やすためのものではありません。 早く気づく・落ち着いて判断するための、あなたの味方です。 気になる変化があれば、無理せず、早めに相談してください。


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